日本丸!
45日間を過ごす日本丸
青年の船に参加した人なら、みな大好きになる日本丸。その日本丸の内部を少しご紹介します。(一部写真が粗いものもあります)
MOPAS(商船三井客船)の船で公式ホームページでは詳しい紹介もあります(クルーなどは通常と世界船の場合は異なります。)世界青年の船、東南アジア青年の船以外の期間は客船としていろいろなクルージングツアーが企画されています。
まず日本丸に乗って驚くのはその美しさ。概観の真っ白な美しさもそうですが、その清潔さは世界最高クラスなのだそうです。デッキにいると、青い海、白い船・・・とってもロマンチックです。
普段よく使うのはドルフィンホール。大人数が収容できるホールで、朝のモーニングアッセンブリーやナショナルプレゼンテーション、出港式から終了式まで。照明や音楽設備も整っていて、ミラーボールを使えばディスコにもなります(笑)
なんとなく、「ここから全てが始まっている」というイメージがありますねー。
次に多いのがピアノラウンジ。ここは夜な夜な飲み会が開かれるところでもあります。ピアノラウンジの奥にはバーがあり(写真右)、ビールやカクテルが飲めます(有料)。自動販売機で缶ビールを買ってここで飲んでもいいし、バーで瓶ビールを頼んでもよし。値段もそんなに高くありません。
リドデッキにはプールとバイクマシンが数台。でもマシンを使っている人はほとんど見ませんでした・・・(笑)プールは休日のみ開放されています。ビーチボールとかあると楽しいです。
もちろんデッキにあがれば涼しい潮風がきもちいい。写真右のサイドデッキにいると大抵誰かがタバコをすっていたり、のんびりしていたり。私もよくここで日記を書いていました。
ここはスポーツデッキ。サッカーをしたりバスケをしたり。船の後ろの部分です。
左は図書館。通常の日本丸では本は入っているらしいのですが、残念ながら世界船の間は入っていません。その代わりみんなで持ち寄った本をここにおいたりしました。勉強するには静かでとってもいいです。右はシアター。ここでは自分たちが持ち寄ったDVDを休日に流したり、大人数(特に日本人青年のミーティングが行われました。
大浴場はとっても清潔で窓が広い。海を見ながらのお風呂なんて日本人にとってはうれしいですよね〜。浴槽は2つで片方はジャグジーです。サウナもついています。外国人青年が入ってきたときは「湯船にタオルはいれちゃだめよ〜」とか「シャワーはできれば座って使いましょ〜」などお風呂の入りかたを教えることも。
お風呂は空いている時間が限られているのと、揺れがひどいときは危ないので閉まっています。そういうときは部屋についているシャワー(狭いけれど)があるから大丈夫。外国人青年は朝に部屋でシャワー、という人も多いみたいです。
洗濯は24時間開いてる洗濯室があります。全部で8台はあったかな?乾燥機もついていますがどっちかというと欧米系の洗濯機なので、あんまり微調整はききません。下着などは手洗いのほうがいいかも・・・。真ん中の写真にある青いバケツが洗剤です。手洗い洗剤や柔軟材が必要であれば持参。あと大きな洗濯ネットに全部入れると、他の人が次に使うのに洗濯物を動かすときにバラバラにならなくて便利。結構服とか間違われたりしてなくなるんですよー。右は乾燥室。ここで干すか、部屋で干していました。
船内にはお土産と簡単な生活雑貨(シャンプーやリンス)とお菓子などを売っているショップがあります。ショップは12:15−14:15と18:30−21:00に開いているのですが、免税の関係もあって寄港中にはクローズ。(航行中は免税料金となるのです。)なので閉まる前にお菓子を買いにダッシュすることもしばしば。
自動販売機にはビール160円(免税だから!発泡酒ではなくてビールですよ!)缶ジュース150円で売っています。あと日清カップヌードルもあるから夜におなかがすいたらここで買うことも。
写真は製氷機。飲み会にはかかせません〜。
あとはいろいろなところにデッキチェアがあったりして、誰かと会えば話をしたり、のんびりしたり。気の会う人とも、そうでもない人とも、様々な時間を船で過ごします。
最後に、船がこんなにきれいに保たれているのは、毎日朝5時から清掃をしてくれるクルーがいるから。クルーは日本人と外国人(主にフィリピン人など)がいます。飲み会でイスや机をバラバラにしても翌日にはきちんと直っている。朝早く、誰もおきていない時間に行うので、なかなか見る機会はありませんが、彼らに本当に感謝していました。
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