最後の日、そして別れ
PackingとLast Night
残すはあと2日。寄港地で買ったたくさんのお土産に加えて、乗船中荷物は色々な国の人からプレゼントをもらったりして荷物がしっかり増えていました。左の写真は私の部屋ではないけれど、まー私もこんな感じで荷物をひろげてなんとかパッキング。みんな入り口で立ち止まっては「・・・Oh・・・」と呟いていったり、「地震でもあった?」なんて言いながら、「あー自分より大変そうな人がいるものね」なんて安心していきます(失礼な〜)。でもなんとか荷詰めを終えることができました。この荷物は横浜から宅急便で家まで送りました。
その後最後にグランドバスでお風呂に入り、みんなで風呂の中で歌を歌ったり写真をとったり。夜は6階のピアノラウンジで飲み会です。これが最後の夜!なのでまーみんな飲んで歌って踊って大盛り上がり。私もそれまで徹夜をしたことはなかったけれど、朝の6時まで起きていました。
最後の朝日を見ようとデッキにあがってみたけれど、残念ながら曇っていて見れませんでした。日本に近づくにつれて今が冬だと思い出させる冷たい風。今まで赤道付近にいたから、余計に寒く感じられます。
その後、久々に朝食。このプログラムでは多分10回くらいしか朝食食べられなかったなーとしみじみと振り返る。その後ものすごい睡魔に襲われて、1時間ほどつい寝てしまい起きたら8時。あわててシャワーをあびて散らばった荷物をまとめる。あーこのキャビンとももうお別れと思うと寂しくなる。そのときいつもの放送が・・
"To all PY, to all PY. Please assemble at the Dolphin Hall
right now! "
Disenbarking
下船手続きをして一度横浜港に先におりる。関税を通り、入国審査をし、荷物を宅急便で送る。船を下りたとき、「あ、日本についた」と感じた。どの国でも、なんとなくその国の匂いがあって、確かに日本の匂いというか空気を感じた。
その後また船に戻り、ダイニングへ。最後のランチがはじまる。友達のCarlaが来て「あと1時くらいしか時間がないの、Good-byeを言わせて」と抱きついてきた。あたしは「まだ大丈夫、時間はある」と思っていたので突然悲しくなり、涙があふれてしまった。
みんなと別れを告げていると、今までの日常が日常でなくなることがとても悲しくなってきた。こんな大人になってから、みんなで泣くなんてこれから何度あるのだろう。楽しいときを過ごしたからこそ、別れが悲しい。「また会おう!」と約束しても、今までみたいに気軽にデッキでみかけることもできないし、ピアノラウンジで語ることもできない。ペルーなんて地球の裏側だ。でも、また絶対会いたいと思う。
船を下りると、みんなの心の中のように、空も泣きそうな曇り空だった。
たくさんのトラブル、喜び、感動・・・たくさんのパワーをつくり、たくさんのパワーをもらった。魔法のような私の船旅はこうして終わった。みんな本当にありがとう。
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