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かなのSMENA8
通称スメハチ。
かながこのカメラを手にしたのは2002年の4月。HPで見て一目ボレしたカメラを彼氏がかってくれました。買ったのはLOMOのなかでも安くてかわいいSMENA35(4000円)とSMENA8(6000円)。あたしはスメ8を、彼氏がスメ35を持つ事になりました。
スメ8 スメ35
このカメラは超アナログのロシア製。電池は入っていなくて、ピント合わせもフィルムの充填も全部手動。持って振るとカチャカチャと音がするおもちゃカメラです。
いわゆる一眼レフと呼ばれるカメラもピントを自分であわせるけれど、一眼レフにはちゃんとファインダーを覗けばピントが合っているかわかるようになっているし、露光計という露光を測る目盛りもついています。でもこのスメ8にはそんなのない(笑)だいたい、ファインダーを覗いたってレンズとはずれたいい加減な景色が見えるし、ファインダーがなんか汚れてるし、あんまり機能しない(笑)
だから「このくらいかな〜」なんていいながらカメラの向きを合わせて、「このくらいかな〜」なんて言いながらピントを合わせて、「今日のお天気は〜」とかいいながらシャッタースピードを合わせます。スメ8やスメ35にはお天気マークがあって、このお天気マークで「すっごく晴れ」「晴れ」「うす曇」「曇り」とかいう風にシャッタースピードを合わせるのです。かわいい!(笑)
ピントは「○mくらい」って自分で合わせるけれどなかなか難しい。だからピンぼけ写真がよく出来てしまいます。これはもう目測を鍛えるしかない☆写真撮るときは「何mだ〜?」って聞きながら撮っています。
でもでも、ロモについているレンズはなんだかとてもいいレンズで有名みたいで、色がはっきりと綺麗にでます。だから上手くとれた時はとっても感動!なんでこんなおもちゃカメラで?ってくらい素敵な写真が撮れます。
ロモは今はものすごく人気でロモグラファーっていう言葉があるくらい。はじめはウィーン辺りの学生がこのロシア製チープカメラに目をつけ、今までのきちっとした写真の撮り方じゃなく、ばしばし撮って偶然できる写真の素晴らしさを広めたらしいです。
おもちゃっぽさを楽しみながら、レンズの美しさを追求する。偶然を狙って写真を撮る。
Don't think, just take!
あなたもロモ、はじめませんか?
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